家のリフォームと一口で言っても、全体的な工事から、床や壁、キッチン、トイレ、浴室、洗面所、寝室、子ども部屋、屋根などさまざまな部位があることから、依頼先の種類も豊富に存在しています。
もちろん、家の新築を請け負っている工務店にもリフォーム工事は依頼できますが、その他にもハウスメーカー、リフォーム専門店、内装工事業者、ガス工事店、住設・電機店、屋根工事店、便利屋などさまざまな業者が工事を請け負っています。
ハウスメーカーは新築をメインにしていますが、リフォーム部門を専門に持っている会社も多いです。しかし、工務店などとは違い、工事は全て下請業者が行うため中間マージンが発生し、工事費が高くなるのが特徴でありデメリットにもなります。
工務店の場合も自分たちでできない部分は下請け業者に任せることになりますが、工事範囲が広くなるほど、ハウスメーカーに比べるとかなり費用を抑えられる傾向にあります。
リフォーム専門店は、地元に根付いた中小規模の業者もあれば、全国に展開している大手リフォーム業者もあります。
大手のリフォーム業者は営業力が優れているなどの特徴がありますが、リフォームを専門にしている業者の中には悪徳業者も存在するので、依頼する前にはネットなどで各社の評判を確認して、信頼できるところに工事を依頼しましょう。
内装工事業者は、壁紙の張替えや水回りのリフォームなどを専門にしている会社が多く、仕事が速く見栄えの良いリフォームができるのが特徴です。
ガス工事店、住設・電機店、屋根工事店、便利屋などは、工事できる範囲が限定される点に注意が必要です。