リフォーム工事は、それを専門にしている会社ということにはこだわらなくてもよいと思います。それよりも、過去にどのくらいの工事実績があるかが重要になります。
リフォーム会社と謳って営業していても、過去に工事の経験がなければ手探りの状態で工事を行うことになります。
リフォーム会社の社長や工事担当者が、過去に豊富な実績を持っていれば安心材料になりますが、そうでないならリフォームを専門にしているところより、工務店などリフォーム工事の実績が豊富にあるところに依頼をした方がよいことは容易に判断がつくと思います。
リフォーム工事で大事なことは、経験と技術とセンスです。技術とセンスが伴わないようなら、依頼が殺到することもないので、必然的に豊富な実績を積めないことになります。
ただし、どんなに実績が豊富な場合でも、自分が望んでいるイメージとかけ離れているようなら、そのようなところに工事を依頼するべきではありません。過去の施工実績をよく確認することも、依頼先選びの重要なポイントになります。
リフォーム工事では新築とは違い、壊してみなければ状態が分からない部分も多いため、リフォーム瑕疵保険の有無や、工事後に何かあった場合の対処法を事前に確認しておくことも重要です。
リフォーム瑕疵保険とは検査と保証がセットになった保険で、これに加入していれば工事後に欠陥が見つかった場合でも保険期間内であれば補修費用を保険金で賄うことができます。たとえ保険に加入していなくても、何かあった場合に対する保証が備わっていれば安心です。
リフォームでは工事中や工事後にトラブルが起きやすいので、アフターサービスが充実していることも、施工業者選びの大事なポイントです。