マンションのリフォームをする最適な時期は、箇所によって変わりますし、工事にかかる期間も、リフォームする箇所や工事の種類によっても違ってきます。
一般的には、10〜15年程度経つとキッチンや浴室、トイレなどの水回りに不具合が出やすくなるため、この時期にリフォームに踏み切る方が多いです。
15〜20年程度経つと、土台や給排水管などの見えない部分に破損や腐食などが出てくる時期なので、全面リフォームを行う方が多く見られます。
新築で購入したマンションを全面リフォームする方はそれほど多くはありませんが、最近では中古マンションを購入してフルリフォームする方も増えています。
間取りまで変更する工事となると、1ヶ月程度はかかると考えておいた方がよいです。大掛かりなリフォームとなると、工事をしている間は対象の部屋などが使用できなくなるため、仮住まいを用意する必要があります。
ただし、施工業者に依頼して住みながら工事を進めてもらうという方法もあります。その場合は、トイレやお風呂などを利用できなくなることもあるので、その点に関しては自分たちで何とかしなければいけません。
多くの方がリフォームを実施する水回りに関しては、短いと1日、長ければ3週間程度はみておく必要があります。トイレ本体を交換するだけの場合や、洗面化粧台を交換する、ユニットバスを入れ替えるなどの工事は1日で終えることも可能です。
キッチンの場所を移動するなどの大掛かりな工事になると、しばらく料理などができなるので注意が必要です。