古い家はリフォームと建て替えのどちらがよいの？
父が建てた古い家をリフォームするか建て替えするかで悩んでいます。これまではいずれは夫婦二人になるものだと考えていたので、何かあれば修繕などして死ぬまで騙し騙し住めればよいと思っていました。
しかし、この度息子が結婚することになり、嬉しいことに長男として同居したいと言ってくれて、お嫁さんも高校時代の同級生で、我が家に何度か遊びに来たことがあって同居を望んでくれているということで、孫ができれば面倒がみられることに今からワクワクしています。
部屋数的には問題はないのですが、せっかく同居してくれるならお嫁さんには快適に暮らして欲しいと思い、大掛かりなリフォーム工事か建て替えをすることに決めました。
何よりも、若い夫婦が今の古い家で何年も暮らすことになると考えると、このままというわけにはいきません。
リフォームにするにしろ建て替えにするにしろそれなりの費用はかかると思うので、工事費用がどのくらいかかるかも含めて、古い家はリフォームと建て替えのどちらがよいか教えてください。
築年数によっても選択肢は変わってきます
工事費のことだけを考えれば、基本的には建て替えよりもリフォームの方が費用を抑えられるのでおすすめであるといえますが、リフォームか建て替えどちらがよいかは価格の安さで判断できるものではありません。
古い家のリフォームでは、劣化部分を一つひとつ修復していかなくてはいけないため、どうしても作業効率が悪くなります。そのため、家の状態によっては建て替えた方がいろいろな面でスムーズに事が進み、場合によっては費用が安く済むこともあります。
それならどのような選択をすればいいの？となりますが、リフォームか建て替えを選ぶには、築年数が基準になります。もちろん正解はありませんが、築30年程度ならリフォーム、築40年程度ならスケルトンリフォーム、築50年以上なら基本には建て替えがおすすめといえます。
劣化状態にもよりますが、築30年程度の家であれば、設備交換や内装貼り替えなどのリフォームで対応が可能です。工事費用はリフォームだと500〜3,000万円、建て替えなら2,500〜5,000万円が目安となります。
築40年になると劣化がかなり進んでいる状態であることが多いため、基礎や柱など躯体のみを残して一から造りなおすスケルトンリフォームを選択する方が多いです。この場合にかかる費用は1,000〜3,000万円が目安となります。
築50年になると劣化が進んでいるほかにも、建築基準法が改正される前の「旧耐震基準」の建物である可能性が高いため、建て替えがおすすめです。
古い家のリフォームでは、劣化部分を一つひとつ修復していかなくてはいけないため、どうしても作業効率が悪くなります。そのため、家の状態によっては建て替えた方がいろいろな面でスムーズに事が進み、場合によっては費用が安く済むこともあります。
それならどのような選択をすればいいの？となりますが、リフォームか建て替えを選ぶには、築年数が基準になります。もちろん正解はありませんが、築30年程度ならリフォーム、築40年程度ならスケルトンリフォーム、築50年以上なら基本には建て替えがおすすめといえます。
劣化状態にもよりますが、築30年程度の家であれば、設備交換や内装貼り替えなどのリフォームで対応が可能です。工事費用はリフォームだと500〜3,000万円、建て替えなら2,500〜5,000万円が目安となります。
築40年になると劣化がかなり進んでいる状態であることが多いため、基礎や柱など躯体のみを残して一から造りなおすスケルトンリフォームを選択する方が多いです。この場合にかかる費用は1,000〜3,000万円が目安となります。
築50年になると劣化が進んでいるほかにも、建築基準法が改正される前の「旧耐震基準」の建物である可能性が高いため、建て替えがおすすめです。